「西南戦争 和田越ノ戦を語る戦争遺構」
著者
牧野 義英
内容
延岡市無鹿町在住の牧野義英さんが、西南戦争最後の激戦地となった和田越周辺の戦争遺構について調査分析した結果をまとめた力作。
全10章構成。無鹿山から和田越、小梓峠、長尾山一本松まで約3キロの稜線沿いに残る砲塁、塹壕、堀切・竪堀、切岸など67カ所(薩軍18・官軍48・不明1)を独自調査した結果を中心に、西南戦争の経過・動員兵力及び戦死者、大峡町の民家に残る伝承、薩軍捕虜3千人が隔離された島野浦島の伝承など多岐にわたり、143年前の激戦を今に伝える貴重な資料となっている。
牧野さんは同市稲葉崎町出身。昭和49年に延岡市役所に入り、納税課長、国民健康保険課長、消防本部次長などを歴任し、平成22年3月、消防長を最後に退任した。退任後は延岡市史編さん委員なども務めている。
詳細
書籍体裁 | サイズA5 |
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本文仕様 | フルカラー印刷・モノクロ印刷・上質紙 |
表紙 | コート135kg |
ページ数 | 261ページ |
カバー | カバー有り・コート紙PP加工 |
販売価格 | 1,500円(税別) |